ブログ

2026-07-01 09:09:00

多分100万人ぐらいの経営者に当てはまる経営の落とし穴(2/3)

なぜ、人を雇って売上を増やしたのに、利益が消えて赤字になるのか。

答えはシンプルです。

これまでは会社が稼いでいたのではなく、

【社長一人の個人的なリソース】を切り売りして、

力技で価値を生み出していただけだったからです。

順調だったあの頃は、社長の「超人的な頑張り」により、

限りあるリソースの限界に向かうカウントダウンというフェーズ。

そして、さらに規模を拡大しようとして業績が下がったのは、社長一人の限界を迎え、

会社が【組織】として価値を生み出すフェーズに変形を求められているサインなのです。

 

これに気づかないまま、強引に規模だけを拡大しようとすると、最悪の結末を迎えます。

従業員は、社長のようなリソースを持っていません。

社長一人で生み出していた価値のやり方のまま、ただ人をコピペしようとしても、

組織としての価値は1ミリも生み出せない。

結果、増えた人件費というコストだけが会社を圧迫し、会社は赤字に突入します。

がんばればがんばるほど会社が死んでいく、この悪循環を突破する唯一の鍵。

それは、多くの社長がやろうと思ってもなかなかできていない、しんどい作業でした。

 

つづく

2026-06-29 15:43:00

多分100万人ぐらいの経営者に当てはまる経営の落とし穴(1/3)

自分が持つ技術や知識、人脈や営業力を武器に、会社を立ち上げた。

腕が良ければ、会社は順調に成長し、売上は右肩上がりに伸びていきます。

当然、社長の身体は一つですから、死ぬほど忙しくなる。

「よし、自分の仕事を代わりにやってくれる従業員を雇おう」

そうやって人を増やし、さらに売上を上げようとした。

最初は順調に伸びていったけど、ある程度の売り上げを境に、

なぜか会社の業績がガタガタと下がり始める。

 

「今までと同じようにやっているはずなのに?」

「自分がもっと現場に出て、ガツガツ働かなきゃダメなのか?」

そうやって社長がまた現場に逆戻りし、寝る間を惜しんで働き詰める。

でも、どれだけ頑張っても、会社はジワジワと赤字になっていく。

深夜、誰もいないオフィスで通帳を見つめながら、社長はふと思うのです。

「……自分と、事務員のパートさんくらいでやってる時が、一番ラクで儲かってたな」と。

なぜ、人を増やしてアクセルを踏んだのに、会社はブレーキがかかったように失速したのか?

実は、あなたが良かれと思って打った「ある決断」こそが、崩壊への引き金だったのです。

 

つづく

2026-06-26 09:23:00

値下げ競争で身を滅ぼす会社と、ボロ儲けする会社の決定的な違い(3/3)

ビジネスの本質は「誰かの代わりに、面倒くさい苦労を一手に引き受けること」。

裏の仕組みが作れている社長は、

顧客だけでなく「仕入れ業者側の『売れ残るかもしれない』というリスクや苦労」まで代わりに引き受けているからこそ、

その対価として「圧倒的な安さ」を合法的に手に入れているのです。

何の苦労も肩代わりせず、ただ価格だけを下げるのは、経営ではなく自己満足です。

だからこそ僕たち税理士は、単に「もっと安く仕入れましょう」なんて精神論は言いません。

特別な関係性作り、未利用部位のリメイク、固定費の徹底カットなど、裏側の収益構造を「〇」にする具体的な提案をします。

「忙しいのに、なぜか手元にお金が残らない」なら、僕たちの前で仕入れから販売までの流れを教えてください。

 

Growth-Side(成長の隣に)。

誰にも負けない「儲かる裏側の仕組み」を、一緒に組み立てていきましょう。

2026-06-24 09:21:00

値下げ競争で身を滅ぼす会社と、ボロ儲けする会社の決定的な違い(2/3)

絶対に無視できないステップ2。

それは、安く提供し続けても自社にお金が残る「裏側の収益構造」です。

たとえば、「実の兄弟がマグロ漁師で、市場に出せない傷ものを格安で安定供給してもらえる」

あるいは、

「仲卸業者の売れ残りリスクを自社がすべて買い取る代わりに、どこよりも安く譲ってもらう約束がある」

これが、表の看板(ステップ1)も、裏の仕組み(ステップ2)も両方「〇」の本当に強い会社です。

逆に一番マズいのは、裏側に何のルートもないのに、普通に他店と同じ価格で仕入れて、

看板だけ「地域最安値!」と称して売ること。

これは経営ではなく、ただ自分の身を削っているだけの「自己犠牲」です。

客数は増えて毎日目が回るほど忙しいのに、月末の通帳には1円も残らない。

遠からずこのお店は限界を迎えて潰れてしまいます。

続く。

2026-06-22 17:00:00

値下げ競争で身を滅ぼす会社と、ボロ儲けする会社の決定的な違い(1/3)

「競合が増えたから、価格を下げるべきか……」

生き残るために「安さ」を武器にしようとする経営者は少なくありません。

ですが、値下げ競争に巻き込まれてバタバタと倒産していく会社がある一方で、

誰よりも安く売っているのに、裏では信じられないほど高い利益率を叩き出してボロ儲けしている会社があります。

この両者には、一体どんな違いがあるのでしょうか?

「マグロ屋さん」を例に出して、その仕組みを紐解いてみましょう。

例えば、「地域で一番安くマグロが食べられる」をウリにした飲食店を始めるとしましょう。

ビジネスを始めるとき、絶対にクリアしなければならない「2つのステップ」が存在します。

 

まずステップ1は、表の看板である「価値(バリュー)」。

今回で言えば「地域で一番安くマグロが食べられる」という強烈な魅力です。

これはわかりやすいですよね。

お客さんも行列を作ってくれそうです。

 

そして、圧倒的に大事なステップ2は・・・

続く。

1 2 3 4 5 6 7 8